明日10月29日、首都圏模試(横浜雙葉会場)保護者会講演者を務めます。
・難関校合格のための国語学習法
について、
来週11月3日、首都圏模試(武相中会場)保護者会講演者を務めます。
・「わが子にとって価値ある学校選びと、ベストの併願作戦のためのアドバイス」
について、
「教室現場」からの視点でお話しさせていただきます!よろしくお願いします!
https://www.syutoken-mosi.co.jp/blog/entry/entry000778.php
明日10月29日、首都圏模試(横浜雙葉会場)保護者会講演者を務めます。
・難関校合格のための国語学習法
について、
来週11月3日、首都圏模試(武相中会場)保護者会講演者を務めます。
・「わが子にとって価値ある学校選びと、ベストの併願作戦のためのアドバイス」
について、
「教室現場」からの視点でお話しさせていただきます!よろしくお願いします!
https://www.syutoken-mosi.co.jp/blog/entry/entry000778.php
冬期講習についてのお問い合わせは、HP「お問合せ」からご連絡ください。よろしくお願いします。
子どものころ、体のある部分の具合が悪くなり、家から電車で一時間かかる大きな病院に行くことになりました。しかし、当時、幼さとはずかしさとから自分の症状をお医者さんに正直に見せないままにしてしまいました。
するとその後、症状がさらに悪化し、再度受診することになってしまいました。さすがにこのままではまずいと思い、そこでやっと自分の症状について正直に話し、見せました。すると、その症状はしばらく後にきれいに治りました。
この時思いました。
本当に治すには症状を正直に言わなければならない、と。
これから夏期講習に入ります。
塾での面談や、授業担当者との話し合いの機会があったら、現状を正直に伝えましょう。そして、先生に質問するの際は、どこがどうわかっていないのかをわかりやすく、正直に伝えましょう。
一回一回のチャンスをいちいち逃していると、そのままできないままになってしまいます。
入試までに夏期講習はあと何回ありますか?
数少ないチャンスをムダにしないように気を付けましょう!
武蔵小杉・元住吉・日吉。綱島・自由が丘・東横線 難関中学受験国語専門塾
フジオカ国語教室
【中学受験国語 心に残る名文句 1】
20170513
「何かが世に行われるには三世代の蓄積が必要となる」
自分が取り組んでいること(仕事、趣味など)が世の中に浸透するには三世代の蓄積が必要となるということ。
川端康成は自身の境涯にふれて述べた言葉。
文章中では「文章を書きながら会社経営をしているのは祖父の影響が強く作用しているに違いない」と語られている。自分の打ち込んでいることというのは実は自分よりもずっと前の世代から引き継いでいるものかもしれないということ。
武蔵小杉・元住吉・日吉・綱島・自由が丘 中学受験 国語 塾 フジオカ国語教室
「えー、これ4日間やるの」
という不満の声から始まった冬期講習。どうなることかと思いましたが、みんながんばってくれました。
「慣用句・ことわざ、300個!」
小2・小3の子たちが小さな体と頭で12月26日ー29日の4日間、300個の慣用句・ことわざとたのしく格闘してくれました。これで中学受験に必要なものはほぼ網羅できました。
4年生、5年生になってもなかなか時間が取れない慣用句・ことわざを小2・3年のうちにやれたのは大きいと思います。はじめは厳しいかなと思いましたが、途中からみんなグイグイとついてきてくれました。体調不良をおしてまで来てくれた子、片道1時間かけてきてくれた子もいました。
やっていてわかったのは、子どもたちは「さるも木から落ちる」「牛に引かれて善光寺参り」「鼻をあかす」「油を売る」…などの言葉の由来を結構面白がるということ。あと、彼らはこれらから得られる「教え(教訓)」にも興味津々でした。きっと自分のこれからの人生にも使えると思ったのかもしれません。
これでよい年を迎えられそうですね。来年もよろしくお願いします!
追伸:1月7日・8日にも2日間集中コースがありますので、ご希望の方はHPからどうぞ。
『臆病な僕でも勇者になれる7つの教え(オクボク)』著者、旺季志ずかさんと、お笑いコンビキングコング、絵本作家の西野亮廣さんのトークショーが2月23日にあります。
『臆病な僕でも勇者になれる7つの教え』はぜひ読まれることをおススメします。ある少年の成長物語なのですが、ここには人生の大事なことのすべてが詰まっています。この経験を一人でも多くの方に味わってほしいと思います。本をあまり読まない人にも読みやすいのでおススメです。私はこの本を読んで生まれて初めて泣きました。
キングコング西野さんはみなさんご存知の通り、お笑いだけに留まらない才能の持ち主。最新刊『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』を読まれた方も多いでしょう。
このお二人のトークショー。必聴(必見)です。本当に楽しみです。もしご興味ある方は直接申し込むか、藤岡までご連絡ください!
こんにちは。
今週、ある生徒さんの指導をしました。
いわゆる優等生タイプの子で特にこちらから何かを叱る点はありません。
雨の日も風の日も毎回欠かさず指導を受けにきてくれ、こちらの言うことをよく聞いてくれてえらいくらいです。
しかし、成績がいまひとつあがらないのです。
「何が悪いのだろう?」
と思っていましたら、あることに気づきました。
私は指導中に
「いまのこの問題、わかった?」
などとよく子どもに確認するのですが、この子はだいだい
「はい。わかりました」
とまじめな顔で返事をします。
それで私も
「よし。それなら次にいこう」
と残りの指導時間も考え、次々に問題を解説しようとします。
この子も従います。
しかし、今日は
「何が悪いのだろう?」
と考えていたこともあり、今まで通りに進めるのがなんとなくはばかられ、ここはもう一歩踏み込んでみようと思い、
「〇〇くん、『はい。わかりました』と言ったけど、どういうことかもう一度(私が言ったことを)説明し直してもらえる?」
と聞き直してみました。
すると、全然言えませんでした。
結局よくわかっていないのでした。
よくわかっていないけれど、そういっては(私に)悪いから「わかりました」と気を使ってくれてくれていたのかもしれません。
私が塾の先生なりたいと思ったのは子どもと本音でぶつかり合えるから、というのがもともとあったのですが、これではお互いに表面だけのつきあいをしてしまっているようなものです。
わからないことはわからない、と言えるようにしてあげたいし、私もついつい効率を重視してそういうところを忘れてしまっていたのかもしれません。
「先生と生徒とがお互い遠慮していては力はつかない」と改めて思いました。
あと、もうひとつ気づいたことは
「子どもに悪気はない」
ということです。
もちろん、いろんな子がいますから一概に言えませんが、少なくともこの子についてはそう言えます。
この子に「今の問題わかった?」と聞いたら「はい。わかりました」と言われたわけですが、このときの子どもの様子はけっして嘘ではなく本当のことを言っているようでした。つまり、子どもはわかったと思っているのです。が、よくよく聞き直されてみたらわかっていなかったということなのです。
話が飛びますが、以前、頭痛、吐き気がひどく、かかりつけのお医様に診てもらったときに症状を言い、「かぜだと思うのですが」と言ったことがありました。自分としては本当にそう思って言ったのですが、お医者さんはさらにより細かく症状や事情を聞き、聴診器を胸や腹に当てるなどしてこうおっしゃいました。
「これはウイルス性の胃腸炎ですね」と。
それで、実際にその薬を服用したら治りました。
お医者様は患者(私)の言うことを聞きます。私が嘘を言っているとも思いません。が、それをそのまま鵜呑みにはせず、本当のところを突き止めようとします。そうしないと実際、治せないので。
これぞプロです。
このお医者様とのことがあったので、私も今回子どもの真相に気づけたのかもしれません。
子どもとやりとりしていると本当に気づかされることがあります。
塾の先生というのは生徒からしたらかかりつけのお医者さんなのかもしれません。
「教師のはしくれとしてこういうお医者様を目指したい」
と改めて思いました。
こんにちは。
「10時から17時まで連続7時間!」
国語の授業は45分でもつらいと言われているのに、その真逆を行くこの特訓講座。
祝日を利用し、先ほど終えました。
ほとんどが初対面の小6外部生(一部5年生)。
「7時間耐えられる気力・体力はありますか?」
「お子さまの実力を超える難問も扱います」
などの申し込み前確認から始まり…
いったいどうなるかと思いきや、最後は大盛り上がり?!
子どもたちから
「もう帰りたい」
とか言われるかと思いきや
「またやりたい!」
と元気いっぱいの声が!
子どもたちを心配していた私の方がもうヘトヘト(笑)。
子どもたちって
「やるな」
というとやりたがったり、
「やれ」
というとやらなかったり。
昔からそうなんですよね。
「長い時間やると深められる!」と思ってやったのにあっという間。
次は合宿か?!
子どもたちに気圧されているうちが花ですね。
個別指導につきましてはお問合せ順にご対応しておりますが、残りの枠が少なくなってきております。ご検討の方はできるだけお早めにご連絡くださいますようお願いいたします。
「メール相談・お問い合わせ」にてお問合せ下さい。
こんにちは。「中学受験国語 鍛練道場」です。
「なんでわざわざ中学受験なんてするんですか」
こう聞かれることがあります
おそらく世の保護者は
「子どもをいい中学に入れて難関大学に入れるため」
「いい教育を受けさせるため」
などと考えておられるかと思います。
もちろんこれらは大きな魅力です。手に入れて損はないです。
でも、中学受験指導をしてきて気づいた一番の効用は
「小学生時代に子どもが勉強するようになる」
ことではないかと思っています。
人間、締切がなければ何もしない。だから、試験がなければ勉強もしない。
これを逆にとらえると、中学受験は子どもに思いっきり勉強させるきっかけになるということです。
小学生時代に思いっきり勉強すること。
この大事さは大人になってから気づくことです。
私は中学受験をしませんでした。
中学受験なんかしなくても小学校は進級できるし、中学校にも入れる。
だから、時間があればテレビを見るか自転車を乗り回すかのどちらか。
「のびのびと遊べてよかったじゃないですか」
と言う人もいるかもしれませんが、正直何のメリハリもありませんでした。
自分で何をすればいいのかわからないから、とりあえずテレビを見たり自転車に乗ったりしていただけ。他に何をすればいいかわからなかったからやっていただけで、これらにやりがいはありませんでした。
「なぜ何もしていないのに4月になると学年が上がるのか」「なぜ6年生が終わると中学に入学できるのか」
本当にわからなかった。
「中学受験」というと、
「子どもがかわいそう」
「子どもは自然のなかでもっとのびのびと遊ばせるべき」
こういった声があります。
でも、受験勉強には目的があります。
目的に向かってひたすら自分を鍛える。
そして目標を達成したときには充実感がある。
さらには志望校に合格する喜びや学歴も手に入れられる。中学受験をしてきた人たちはこのことを12歳のときに経験して知っているのです。ここには人生で大切なことがぎゅっと詰まっています。
小学6年間を無為に過ごした人と、目標に向かって精進してきた人とでは天と地ほどの差があるのです。
「この時間は本当は何かをしておかなかればならない時間なのではないか」
こういう漠然とした不安が小学生時代にずっとありました。
小6のとき40人クラスの中に2人だけ中学受験を目指している子がいました。彼らは勉強の出来が全然違いました。
長文を要約する方法もよく知っていましたし、算数の問題解きの速さもすごくて正確でした。
今思うと、やはりあのときに取り返しがつかない差がついていたのです。
その後私は二浪しました。
二浪しなければ得られなかった教訓ももちろんあります。
しかし、今社会人をやっている中で小学生時代のブランクはやはり埋められないのだと思っています。
「今から勉強すればいいじゃないですか」
というかもしれませんが、会社に勤めながら勉強するのは生半可なことではありません。時間がいくらあっても足りないのです。
そこで気づくのです。
「あの小学生時代にあり余っていたあの時間こそが勉強すべきときだったのだ」と。
大人はこのことを子どもに教えるべきです。
子どもはまだ経験していないからわからないのですが、わからないからといってそのままにしていていいわけではないのです。大人が教えてやるべきなのです。
それが大人の義務なのです。
それをしない大人が実に多い。言いたくありませんがうちの両親もそうでした。
人間は一度大人になったらもう子どもには戻れないのです。
だから大人は子どもに教えなければいけないのです。
「小学生時代の今が一番のびのびと勉強できるときなのだよ」
と。