2018 よろこびの声 ~開成~

この度、第一志望の開成中学に合格することができ、喜びと同時に張り詰めた肩の力が抜け、安堵の気持ちでいっぱいです。

 

息子は小4秋より大手塾に通い始めました。当初より他の三科目に比べて国語の成績がいま一つ・・・。それでもまだ先が長いと呑気に構えていました。ところが、通塾を始めて数か月、国語の成績は下がる一方。おまけに、授業中の落ち着かない態度に国語の先生からカミナリを落とされる始末。すっかり国語に対して苦手意識が強くなり、次第に国語の勉強を嫌がるようになりました。

さすがに、これではマズイと思い、たまたま見つけた藤岡先生の講演会の広告に記載されていたメールアドレスへ、すがる思いでお問い合わせしたのでした。

 

藤岡先生は、お調子者で楽天家の息子に粘り強くご指導くださいました。先生の「わかったかな?」の問いかけに、息子は「ハイ!!すごくよくわかりました!」と反応は上々。しかし、次の授業にはまたすっかり抜けてしまい(涙)

「この前言ったよね、覚えてるかな?」

「あっ、そうでした!!思い出しました!」

こんなやり取りが小6後半まで続きました。

いよいよ入試シーズンがスタートする時期に、ごそごそとカバンから小さなノートを取り出して、珍しく自ら復習を始めたのです。

「藤岡先生が、教訓ノートに入試直前の確認事項をメモしておこうって言ってたからね、このノートには読解のポイントが書いてあるんだよ。受験会場にも忘れないで持って行かなくっちゃ。」

息子のこの言葉を聞いた時、藤岡先生の教えはしっかり身についた、あとは実力として発揮してほしい!と、期待いっぱいで入試本番へ送り出す心の準備ができました。

 

中学受験は人生の通過点に過ぎず、これで人生のすべてが決まるわけではありません。しかしながら、小学生時代に自分の目標を設定し、それに向かって努力し、そして結果を出すという過程を経験できたことは、単に志望校の合格を手にしたということよりも大きな収穫になったと思います。

 

最後になりますが、合格へと導いてくださった藤岡先生に深く感謝申し上げるとともに、フジオカ国語教室のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。