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小2、「私は記述問題ができる!」

世界中の注目を集めた2019年全英女子オープン最終ホールで5メートルのロングパットを決めなければならないときに渋野日向子選手は「これを決めたら優勝なのはわかっていたので、どういうガッツポーズをするかを考えていました」と言ったそうである。ふつうなら怖気づいてしまうところなのに、渋野選手はそんな前向きで自己肯定感にあふれたことをイメージしていたのである。

アメリカのある大学の研究によると肯定的な自己評価を持っている生徒ほど学業成績が伸びることが科学的に証明されたそうだ。「自分はできる」「自分には素質がある」という肯定的な信念がある人ほどグングン成長できるのである。

昨日、新型コロナ対策をしながら小2授業を行った。生徒たちが20字~30字の記述問題を次から次へとこなしてくれ、一番進んだ子は10題、300字ほど書いてくれた。小2にしてはかなりハードなはずなのだが、みんな楽しそうにやってくれた。

この子たちは「記述ができる」という小さな自己肯定感を持ちつつある。入試問題はもちろん、どんな難題でも乗り越えられるぞというマインドにつながってくれることを祈る。

2020 よろこびの声 ~桜蔭合格~

2020 よろこびの声 ~桜蔭合格~

こちらの教室に入塾の申し込みをしました当初は個別指導にしようかグループ授業にしようか迷っていたのですが、先生のアドバイスにしたがいグループ授業に参加させました。

国語の長文に興味が持てず、苦手意識がとても強かったのですが、こちらに通うようになってから、 「今日の国語の文章は何が出るのかな」 と授業の前に話すようになりました。 これはきっと国語の文章に興味を持つようになったのだなと思いました。塾の勉強と言うととかく「競争」としてとらえがちなのですが、「競争」よりも文章に「興味」を持ち、じっくりと分析しながら読んでいくことで本当の理解力がついてきたのだと思います。

受験の終わった今、 「塾のテキスト、テストに出ていた文章の続きが読みたい」 と言って、自ら図書館に通い、毎日1冊ずつ読んでいます。 これほどまで熱心に図書館に通うことは今までにはなかったと思います。

今回、「桜蔭合格」という受験結果として申し分のないものをいただいたわけですが、もうひとつ、「文章への興味」というこれからにつながる大事なものを得られたように思います。 また、国語という教科は興味を持って取り組まないとできない教科だと改めて感じました。 こちらの教室では受験だけにとどまらず、今後も自ら楽しんで文章を読むというきっかけと将来の展望をいただいたように思います。ありがとうございました。