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夏期講習第一弾終了:「抽象度高レベルの論説文!」

抽象度高レベルの論説文にチャレンジ!

夏期講習第一弾「読解標準編」(小5、3日間)を終えました。

「相対化と妥協は違う」「価値観の違い」「他者の視点からも考える」

など、かなり抽象度の高い文章を扱ったにもかかわらず、みんなしっかりついてきてくれました。

文章の抽象度と生徒の眠気は比例するのですが(笑)、今回はみんなばっちり。

全問正解者はさすがにいませんでしたが、

「この問題、よくできたなあ」

という子が何人かいました。

哲学系の抽象度の高い論説文は子どもたちにとってつかみどころがなく眠ってしまう子が続出するのですが、一回やっておくだけでその後グッとやりやすくなります。

欠席・遅刻者・発言しない子はゼロ。全員参加型授業ができました。

文章の読み方、問いの解き方、記述の書き方もチェックできました。

 

夏期講習会は外部の方も参加できます。今後のスケジュールはこちら↓からどうぞ。みなさまのご参加をお待ちしております。

https://kokugoryoku.net/archives/1067

 

成績優秀者紹介20170711

保護者様からコメントをいただきましたのでご紹介させていただきます。。

入塾前は国語が大嫌いで毎回パニックになっていたのですが、 入塾して1ヶ月経過したくらいから急に成績が上がり始めたのでびっくりしております。 (まぐれで1回だけ良かったのではなく、ここ4,5回の平均点が30点ほど上がっています)。

◆入塾前 大手塾実力テスト(4月) 65/150点、偏差値43 入塾直前のカリテ3回の結果が何れも70~90点台

◆入塾後 大手塾実力テスト(6月) 126/150点 偏差値63 (このときは、合計412点、初めてM1クラスで1位、  全国の成績優秀者のリストにも初めて載りました。)

最近のカリテの結果が何れも120点前後 国語の問題を解く技術が向上していることもあると思うのですが、 何よりも国語が好きになり、自信がついたことがかなり大きいと思います。 日曜の遊びたい時間帯でも藤岡先生の塾に行くことをいやがったことは一度もありません (むしろ、いつも張り切って出かけていきます)。 まだまだ気を抜けませんが今後ともよろしくお願いいたします。

言葉数を増やすシンプルな方法

「うちの子は知ってる言葉が少なくて…」

「語彙を増やすにはどうしたらいいのでしょうか?」

 

という言葉を本当によく耳にします。

 

言葉を知らない子、言葉の数が少ない子がとても増えています。

(偏差値が高くても語彙のない子がほとんどです!)

 

 

すると、

「文章内容が理解できない」

「文章を読みたいと思わない」

「文章に何が書かれているのかわからない」

 

ということになります。

 だいたい子どもたちがギブアップする文章というのは、難しい言葉が出てくる場合です。

 

では、どうしたらいいでしょうか?

 

それは、

 

「辞書」を引く!

 

です。

 

 

 

うちの教室では

「辞書はいつでも引いてよい」

と言っています。

 

入塾した直後はみんな遠慮して引かないでいるのですが、しばらく経つと周りに勝手に引いている子がいるので誰に言われなくとも自らやるようになります。

そして、辞書を引く子ほど成績が伸びることが多い。

中には授業中にみんなの知らなさそうな言葉をパッと引き、挙手し、わざわざその意味をみんなに教えてくれる子もいます。

(慣れるとパッと一発で引けるようになります!)

 

 

辞書を引くと言葉の意味がわかるだけでなく、子どもの積極性も加速させてくれます。また、不思議なことに子どもって辞書を引くのが好きなのです。どうしても引いてほしいときにはこちらから支持するのですが、みんな競争するようによろこんで引いています(笑)。

 

言葉を知らなければ読解も思考もできません。

いつでもどこでも辞書をたくさん引くことをおススメします。

 

あなたのお子さんは辞書を引いていますか?

 

『国語が得意科目になる「印付け」読解法』↓ 

https://www.amazon.co.jp/国語が得意科目になる「印つけ」読解法-藤岡-豪志/dp/4799318705/ref=sr_1_fkmr0_1?ie=UTF8&qid=1505746454&sr=8-1-fkmr0&keywords=%E5%8D%B0%E4%BB%98%E3%81%91%E8%AA%AD%E8%A7%A3%E6%B3%95

 

フジオカ国語教室HP↓ 

https://kokugoryoku.net/

なぜ国語の成績は上がらないのか?

こんにちは。フジオカ国語教室ブログです。

 

「国語の成績が上がりません。どうしたらいいですか?」

 

本当によく聞く質問です。

  

 

大きな理由の一つに

 

「あとまわし」

 

があります。

 

国語、特に長文読解の勉強はなぜかいつも「あとまわし」にされる。

算数、理科、社会の勉強はやる。

しかし、なぜか国語は常にあとまわし。

 

 

国語(長文問題)の場合、

 

テスト直前の一夜漬け勉強。→効果あるか?→いや、ない。→なら、やらない。

テスト結果が悪かった。→今度こそ国語の勉強をしよう。→効果あるか?→いや、ない。→なら、やらない。

長文問題の宿題をやろう→時間ばかり経って全然できない→つまらない。→やらない。

 

となり、結局、

「やらない」

となる。

 

では、どうしたらいいか?

毎日やる。

短めの長文問題を毎日解き、読む。

それが大変なら読むだけでいい。

 

そんなのでいいのですか?

 

毎日やるとだんだん目が慣れてきます。

長文問題ができない人は文章に対する目が慣れていないことがとても多い。

 

「継続は力なり」

 

いつも、少しずつやることが国語の成績を上げることにつながります。

アマゾン在庫、復活しました!長らくご迷惑をおかけし、すみませんでした。

成績優秀者紹介(20180519)

成績優秀者紹介(20180519)

小5 Oさん

入塾前 大手S塾12月国語偏差値53.9

入塾後 大手S塾5月 国語偏差値67.2

〔親御さんのコメント〕

通っている大手塾では授業のスピードが速い上に文章も長く、内容がよくわからないまま問題を解いてしまっていることが多かったと思います。

しかし、こちらでは授業の中で辞書を引き、文章をじっくり読むことができます。すると、設問で何を問われているのかもよくわかるようになりました。

こうして授業に参加していたところ、今まであまり好きではなかった文章読解も楽しくなり、記述も得点できるようになってきて表情も明るくなってきました。

志望校をランクアップすることも考えています。

〔主宰者から〕

彼女は一見大人しい感じの子ですが、授業中に文章の読み方、問題の解き方、授業のポイントなどを自らノートにメモしています。

この授業姿勢をみて、「この子は積極的な子だ」「必ず伸びる」と確信しておりました。

引き続きこの調子でがんばって夢をつかんでほしいです!

 

〔まとめ〕

自ら大事なポイントをつかみ取る。こういう前向きな姿勢は「できるようになりたい!」という気持ちから来ているのでしょう。どんなきっかけでもいいので「できるようになりたい」「わかるようになりたい」という気持ちを持つことが大事。あとは正しい方法論を身につける!そうすればどんなハードルも乗り越えられます!

国語はだれでもできるようになります!

国語はだれでもできるようになります!

難関校の問題もこわくなくなります!

どの科目よりもとっつきやすい科目です!

ただし時間がかかります。

まさに

「先手必勝」

「先んずるものは人を制す」

です。

早めスタート。これが一番肝心です!

https://kokugoryoku.net/

 

新刊『頭のいい説明は型で決まる』犬塚壮志著(PHP)を読みました。

「もっと早く読みたかった~!」

新刊『頭のいい説明は型で決まる』犬塚壮志著(PHP)を読みました。

著者の犬塚さんは業界最難関と言われる駿台予備校に当時史上最年少で採用されたカリスマ講師。現在は、東京大学大学院で学習環境の研究をされています。

「これをもっと早く読んでいたら授業の質がさぞ違っていただろう」と強く思いました。

私も大学時代から塾で先生をしてきたのでわかりますが、先生をやっていると常に「生徒にどれだけ伝わっているか」「生徒にどれだけわかってもらえているのか」で悩むものですが、この本は「伝える」「わからせる」にとことんこだわっています。

この本で特に役立ったのは
「あなたの説明がわかってもらえない『3つの原因』」と「黄金の法則『IKPOLET法』」です。

「あなたの説明がわかってもらえない『3つの原因』」とは
1 相手が聞く態勢がとれていない
2 そもそも自分自身が内容を理解していない
3 相手のもっている知識を自分が把握していないの3つ。

個人的には「2」が結構あると思っていて、先生自身がなんとなくわかっている中途半端な状態で授業をすると、生徒たちの目はとたんに「とろーん」となり、ほどなくみんなオネムになり、だれのためにもならない残念な授業になってしまいます。
逆に、先生自身がよくよく理解して楽しんで授業をすると生徒たちにも伝わり、お互いにとって為になる授業となります。

そして、説明をわかってもらう黄金の「IKPOLET法」とは次の7つ。
1 Interest 興味を引く
2 Knowledge  聞き手の知識にアクセス
3  Purpose 目的を示す
4  Outline  大枠を見せる
5  Link つなげる
6   Embodiment 具体化 Example 事例  Evidence 証拠
7  Transfer 転移

本の中ではそれぞれを一項目ずつくわしく説明してくれています。

中でも1 Interest 興味を引く の中に書いてあった「矛盾を入れる」「秘密を醸し出す」は否が応でも生徒たちの興味を引いてしまう憎いやりかたで効き目抜群だと思いました。

あと、この本の中で筆者の犬塚さんは「10年間自分の講義の記録を取り続けてきた」「生徒と初顔合わせをする前に、生徒のそれまでの模試の結果や志望大学のリスト、さらには出身高校などをできるかぎり頭に入れます。そのあとに抗議のイメージトレーニングを行って講義に臨む」とさらっと書いていましたが、これらはなかなかできないこと!
「ここまでやるんだ」「すごい」と素直に思いました。

他にも、「こんなスキルをつかっていたんだ!」と感心させられる方法論が多数。


学校・予備校・塾の先生はもちろんのこと、人に説明する仕事についてる方すべてにぜひ読んでほしい本です!

「きみ、なんでこんなにできるようになったの?」

「きみ、なんでこんなにできるようになったの?」

 

今日、ある子の指導でつい発してしまった言葉です。

その子に対してずいぶん失礼な言い方とわかりつつ、つい言ってしましました。

 

この子はふだん、こちらから質問してもすぐには返答しないし内容もあっていないことが多く、5年生から通ってくれているのになかなか長文問題が克服できないでいました。

それが今日はやることなすことがすべてピタッと的確。

なぜ急にこんなにできるようになったのかと驚いてしまいました。

 

そこで、彼に聞きました

「どうしてこんなにできるようになったの?」

 

すると、

「んー、わからない」

をくりかえすばかり。

 

指導後、お母さんがお迎えに来たので聞いたところ、

 

「塾の宿題が急に多くなって、一日に長文を三題解いているんですよ。」

とのこと。

 

これだ!

いい悪いはぬきにして、量をたくさんやるとできるようになることがあります。

スポーツでもそうですが、限界まで頑張るとできるようになる。

この子は今までにない量の宿題を一日三長文、毎日やっていたのです。

やりすぎはいけません。しかしどこかで頑張らないと変われないのも事実。

 

このGWに試してみるのもいいかもしれません。

(ただし、くれぐれも体調を崩さないように気を付けてくださいね。)

成績優秀者 紹介(20180418)

成績優秀者 紹介

当教室に通塾してくれているお子さまでよく頑張ってくれているお子さんをご紹介いたします。

小5 K さん

入塾時最低偏差値(2017年10月)N偏差値49

入塾後最高偏差値(2018年4月) N偏差値69

 

親御さんのコメント

入塾前はあやまったものを選ぶや二つ選ぶ等の選択式の設問にもひっかかり、問題文が読めていないことを痛感していました。そこで藤岡先生の著書を見つけ開塾されていることを知り、体験授業を受けました。体験授業を受けた次の模試から偏差値58をだし、早くも効果がありました。

先生の塾に通う以外、取り組んだことは特にありません。勝因をしいて挙げるのなら、先生の教えに真面目に取り組み、本文と問題文に線と丸をした事だと思います。

 

 

主宰者より

入塾時は「問題の読み間違いも多くケアレスミスが多い」「家でのふり返りでなぜその答えになるのか説明ができない」ということで、国語をどうやったらいいのかわからないという感じでした。

通っているクラスも男子の多いクラスなので、大丈夫かなと思いましたがなんのその。宿題提出、漢字テスト満点はもちろんのこと、授業での先生からの発問に積極的に挙手し、文章の音読も自ら率先してやってくれていてこの成績を知る前から学習姿勢にとても感心していました。

「できるようになりたいという気持ち」と「言われたことを素直に実行すること」が伸びの秘訣でしょう。

今回まで平均してN偏差値60がとれているとのことですのでとてもいい感じで来ています。

この調子でますます頑張りましょう!!期待してます!!

 

「あたし2年のときから来てるのよ」

ある華奢な女の子が猛烈なスピードで問題をバリバリ解き始めました。

 

小4通常講習初日の「漢字の部首」の問題。

ざっと100個くらいあるので、

「まず漢字の部首と説明を読んで、よく理解してから問題を解いて」

と言ったのですが、ある華奢な女の子が

「先生、先に問題を解いてもいいですか」

と言ってきたので、

「できるならいいよ」

といったところ、

猛烈なスピードでバリバリ解き、全問正解してしまいました(-_-;)

 

「〇〇ちゃん、すごいね!」

と言ったところ

「だって、これ散々やったじゃん。あたし2年のときから来てるのよ」

と。(笑)

 

 

「国語が苦手なので何とかしてください」

と言ってお母さんに連れてこられた子なのですが、なんのその。着実にたくましくなっています!!