2020 よろこびの声 ~聖光、慶應普通部、慶應中等部、栄東東大(特待)、法政二合格~
典型的な算数男子の息子は、他の3教科に比べて長いこと国語に苦戦し、サピックスの模試では1番良い教科と国語の偏差値の差が最大で20開くことも。
模試の結果を見て〝国語がもう少し取れていればなあ〟という結果が続くことが多かったです。
そんな時、藤岡先生からは家庭学習として6年生前半は基礎的な問題を使って一日一長文を目標に取り組むことを提案されました。そもそも文章を読む機会が少ないのではないかというご指摘でした。元々読書の習慣がなかった息子は、初めは乗り気にならず渋々こなすという様子でしたが、習慣になってくるとやるのが当たり前という流れに変化していきました。
取り組むテキストは先生からその都度指示していただき、サピックスで扱うテキストよりかなり難易度の低いものから始めたのがよかったのだと思います。苦手な国語でも抵抗なくスラスラ読めて、問題にもあまり戸惑わずに出来るんだ、という感覚を掴んだようでした。
それでも、模試の国語での成果が出るようになったのは秋以降でした。男の子は国語が後半に伸びてくる傾向があるとは聞いていたものの、本当にそんな日が来るのかと疑うほど低迷は続きましたが、確実に数字に現れるようになり、これで戦えるレベルにまできたかな、ギリギリ間に合ったかなと思えるようになりました。そして無事に第一志望校をはじめ受験した全ての学校から合格をいただくことができました。
どの教科もそうですが、特に国語は一朝一夕でコツを掴むことは難しく、地道な努力が必要だと改めて感じました。
先生には低迷が続く息子を丁寧にご指導いただき感謝しております。
息子はよく先生にいただいたアドバイスを家に設置してある小さな黒板にメモしておりました。それらのアドバイスは中学以降の国語にも活かせるものだと思うので、これからも忘れずに胸に留めておいて欲しいなと願っています。