こんにちは。フジオカ国語教室です。
「小2なんてまだ早い」
と私も思っていましたし、小2で塾通いなどといったら昔の人はみな猛反対したでしょう。
しかし、今、小2の時期がいかに大事かを実感しています。
今回「ことわざ」「慣用句」などの語句の授業をやりましたが、彼らはスポンジが水を吸うがごとくスーッと吸収してくれます。
大手塾では4年生後期や5年生後期でやっていましたが、明らかに小2の子たちの方が吸収がいいです。
また、長文読解では文章中の大事なところに印をつけ、問題を解く際には必ず文章中の手がかりに印をつけてから解くように指導しているのですが、高学年から始めた子にはこれらがなかなか身につきません。
それにくらべて小2の子はいとも簡単に身につけてしまいます。
なぜか?
それはおそらく小2の子は純粋に好奇心から学べているからではないかと思います。
この時期のお子さんは好奇心のかたまりです。
先生から学んだことを素直に取り入れられます。
また、この時期、お子さんは学びと遊びとをあまり区別していません。
拙書『印付け読解法』に出てくる私の教え子はよく
「先生、もっと難しい問題出して」とか
「絶対にヒントを言わないでよ」
などと言う、考えることがそのまま楽しみになっている典型の子でしたが、後から聞いたところ幼少期に思考力を鍛える教室で考えることの楽しさに目覚めていたとのことでした。
ちなみにこの子は灘、開成、栄光すべてに合格しました。
でも、苦しそうな様子は一切なく、いつも飄々と楽しそうにしていました。
アスリートの世界にゴールデンエイジという言葉がありますが、小2は学びにおいてもゴールデンエイジと言えます。
小さなお子さんをお持ちでしたら、ぜひこの機を逃さないようにされるといいと思います。