「お子さん、入試直前でさぞかし大変でしょ?」
この時期、中学受験生の親御さんはこう言われることが多いでしょう。
しかし、実はこの時期が一番楽しいのです。生徒にとって。(ちなみに先生にとっても)
なぜなら、生徒自身がやっと自由に料理できるようになれたから。
自分自身が買ってきた材料を切ったり刻んだり煮たり焼いたり、自分流においしく料理を作ってよくなったのです。修行してきた人が自由に料理ができるようになったのです。
今までバラバラに思えていた「点」を自分なりにつなげられるようになったのです。
この楽しさは、ラクできる楽しさではなく、「憧れの○○中の問題ができた」という楽しさ。
しかし、これは5年生までの基礎ができている人のみが味わえること。
5年生までをしっかりやっていればいるほど味わえます。
みなさんのお子さんにはこんなふうに入試直前期の楽しさが味わえるようになってほしい。
そうすれば6年生の2月、第一志望校の入試を楽しく突破(合格)することができるでしょう。
4、5年生のみなさん、冬休みに今までの弱点箇所を復習し直しましょう。
1~3年生のみなさん、今を大事にして今学んでいることをしっかり身につけましょう。
もちろん今を楽しみながら。
中学受験は苦行ではなく、本当は楽しいものなのです。