3年生でもできるんだ!

「3年生でもできるんだ!」

今日、小3のクラスである説明文の100字要約を書かせたときの感想です。

もちろん、要約に使う段落もキーワードも教えた上でですが、しかし、それらをどうつなぐかは彼らに任せました。すると出席者全員、ちゃんと筋の通った要約が書けました。みんな文章を書いている最中は集中力が途切れません。たしかに、過去をふりかえっても、要約とか大きな記述とかを書いている最中に集中が切れた子は一人もいませんでした。なぜかみんな「ガガガガガガガ」「カリカリカリカリ」と書きますよね。一言もしゃべらずに。「書ける」っていうのがうれしいのでしょうか。3年生だけに筆圧のすごい子とか本文中の漢字とにらめっこしている子とかもいます。一方、「書けなくてどうしよう」という子はかなりの確率で集中が切れます。。。

人間、書くべきことがあると集中するものなのですね。

あと、書いている途中で、「あっ、間違えた」とか言って消しゴムで消して書きなおしている子がいますね。あれは自分の間違いに気づいて正しているわけです。文字の間違いとか、語と語のつなぎとか、文章構成とか。書きながら気づいたり考えたり。自分で気づくってとてもいい勉強だと思います。3年生たちが一瞬まるで受験生のように見えました。

要約のできる3年生っていいですよね。(これからずっと要約やろうかな。)